その他の眼科手術

結膜弛緩症手術

結膜弛緩症手術について

結膜弛緩症とは?

白目を覆う結膜がたるみ、しわができた状態です。
次のような症状を引き起こします。

  • 目がゴロゴロする
  • 異物感がある
  • 涙があふれる
  • 充血しやすい
  • 目が赤く見える

点眼や洗浄で改善しない場合や症状が強い場合は、余分なたるんだ結膜を切除する手術を行います。
結膜弛緩症手術は、たるんだ結膜を整えることで、目の不快症状の改善を目指す治療です。

手術の流れ

所要時間
約20~30分
  1. 局所麻酔

    目の周囲に局所麻酔を行います。
    痛みはほとんどありません。

  2. 結膜の切開

    たるんだ結膜を切開し、余分な部分を確認します。

  3. 余分な結膜の切除

    たるみやゆるみの原因となる余分な結膜を切除します。

  4. 結膜の縫合

    残った結膜を引き寄せ、細い糸で丁寧に縫合します。

手術の特徴
  • 日帰り手術が可能
  • 手術時間は約20~30分
  • 痛みはほとんどない
  • ゴロゴロ感や流涙症状の改善が期待できる
術後の経過
  • 軽い違和感や異物感が数日間続くことがあります
  • 通常1~2週間程度で落ち着きます
  • 縫合した糸は1~2か月ほどで自然に吸収されます
術後の注意点
  • 処方された点眼薬を指示通り使用してください
  • 目を強くこすらないでください
  • コンタクトレンズの再開は医師の指示に従ってください

霰粒腫手術

霰粒腫手術について

霰粒腫とは?

まぶたの中にあるマイボーム腺(脂を作る腺)が詰まり、しこり(できもの)ができる病気です。
自然に治ることもありますが、繰り返したり大きくなったりする場合は、手術でしこりを取り除きます。

主な症状
  • まぶたにしこりがある
  • 赤く腫れている
  • 痛みや違和感がある
  • 目がゴロゴロする

手術の流れ

所要時間
約10~15分
  1. 局所麻酔

    点眼麻酔を行い、必要に応じてまぶたの裏側に麻酔を注射します。
    痛みはほとんどありません。

  2. 切開

    まぶたの裏側を小さく切開します。
    ※表側には傷が残りません。

  3. 内容物の除去

    しこりの中にたまった脂の塊を丁寧に取り除きます。

  4. 手術終了

    切開部分は自然に治るため、通常は縫合の必要はありません。
    日帰りで行うことができます。

手術の特徴
  • 日帰り手術で行います
  • 傷はまぶたの裏側で目立ちません
  • 手術時間は約10~15分です
  • 再発予防や根本的な改善が期待できます
術後の経過
  • 軽い違和感や腫れが数日続くことがあります
  • 多くは数日~1週間程度で改善します
  • コンタクトレンズの再開は医師の指示に従ってください
術後の注意点
  • 処方された点眼薬・内服薬を指示通り使用してください
  • 目を強くこすらないでください
  • コンタクトレンズの使用やまぶたへの刺激は、医師の指示に従ってください

翼状片手術

翼状片手術について

翼状片とは?

白目の表面にできた組織(翼状片)が、黒目(角膜)に向かって伸びてくる病気です。
進行すると次のような症状が現れます。

主な症状
  • 目の充血
  • 異物感(ゴロゴロする感じ)
  • 見た目の変化
  • 乱視による見えにくさ

手術について

局所麻酔で行います
点眼麻酔や注射麻酔を使用し、痛みを抑えて手術を行います。
翼状片を切除します
角膜に向かって伸びた翼状片を丁寧に取り除きます。
結膜移植を行います
ご自身の健康な結膜(白目の膜)を移植し、再発を予防します。
手術時間
  • 通常20~40分程度
  • 日帰り手術で行います

手術の流れ

  1. 手術前

    白目の表面にある翼状片が角膜へ向かって伸びています。

  2. 翼状片の切除

    伸びた翼状片を丁寧に切除します。

  3. 結膜移植

    健康な結膜を移植し、再発を防ぎます。

術後について
術後の経過
数日間、異物感や充血がみられることがあります
点眼治療
感染予防や炎症を抑えるため点眼薬を使用します
定期検診
再発の有無を確認するため定期的な通院が必要です
生活上の注意
  • 目をこすらないようにしてください
  • 紫外線対策(サングラスなど)が必要な場合があります